牡丹・芍薬専門HP>【良くある質問④】寒牡丹とは、どういう牡丹の事ですか?
寒牡丹とは、どういう種類の牡丹ですが?
この質問も、時々目にしますが、
勘違いしている人も多いと思います。
一年間に二回咲くものを「二期咲き牡丹」といい、
4月上旬の春と、10月~翌2月の冬の二回、花が咲くものの
事を、いいます。
この冬に咲いたものを寒牡丹と、言うのだそうです。
普通の牡丹は、中国から渡ってきたもので、
原種は、二季咲きの傾向があるため、殆どの「春咲き牡丹」は、
「二期咲き牡丹」の傾向があるそうです。
しかし、普通、牡丹は、春に咲いてしまい、それで終わりです。
自然の状態で、もう一度、冬に咲いているのを見たことは、
ありません。
そこで、つぼみが出来た時に、とってしまい、
夏の終わり頃に葉をつみ取り、
わらの霜囲いをして暖かくして冬に
人工的に開花させます。
これを、「寒牡丹」と一般的にいいます。
人工的に開花させたものは、
「正月牡丹」もあります。
ちなみに、寒牡丹の花言葉は、
「壮麗」
規模が大きくて美しいこと。
また、そのさまとあります。
寒牡丹の苗・写真は、こちらを参考にしてください。
寒牡丹