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牡丹・芍薬専門HP>上品な美しさ和芍薬の品種と特徴

和芍薬の原点は、肥後芍薬です。
肥後芍薬熊本市田迎町の木村家によって
室町時代から、栽培されていたといわれます。

肥後芍薬の特徴は、一重または二重の蓮華咲きで、
花弁は8~20枚程度です。
花色が濁らず丸弁抱え咲き
花芯の盛り上がりが大きいほども優秀とされています。
花の色は、白、桃、赤、淡紅、紫、緋、海老茶等多彩で
、開花は5月上旬から5月中旬です。
種類は、明治には500種類以上あったようですが、
第二次世界大戦で多くの品種が滅亡し
現在の残っているのは、50種程度といわれます。

その後、新潟を中心に和芍薬の
品種改良がされてきました。
外弁が横に広く、花形が崩れ難い特徴があります。
クラウン咲、八重咲、万重咲があり、中性咲など
改良されてきましたが、いずれも、
肥後芍薬の特徴を受け継いでいます。

和芍薬を何種類かご紹介します

■春の粧(はるのよそおい)
濃桃色、万重獅子咲きの芍薬。
切花、花壇に向いています。

■新珠(あらたま)
純白色、赤いふちが入ることもある。
万重咲きの芍薬、大輪の花が咲きます。

■かげろう
万重咲きの芍薬。
かげろうのように、ごく淡く
桃色がかる白色の花が咲きます。

■紅日輪(べににちりん)
「春の粧」に「小島の輝」を交配して
育成された日本芍薬です。
赤紫色で翁咲きの中輪花が咲きます。
内弁は淡紅色で、先端が淡黄色に色づきます。
外弁が横に広く、花形が崩れ難いのが特徴です。
寒さに強く、高温多湿を苦手とします。

その他、宵待ち、さつきなどが有名です。


■和芍薬の苗、写真は、こちらからご覧ください。
和風シャクヤク


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