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牡丹・芍薬専門HP>洋芍に多い半バラ咲き・咲き方で見る!芍薬の種類②

芍薬は、おしべが花弁のように変化したものがあり、
その変化の度合いによって、次のように分かれます。

●金蕊(しべ)咲き、
一重咲き。雄蕊が大きく発達して盛り上がり花の中央部を飾り
とても派手に見えます。葯と花糸が太いのが特徴です。
肥後シャクヤクはこのタイプです。

●翁咲き
一重咲き。おしべの弁化がさらに進み、
葯と花糸の区別がなくなったのが特徴です。
細い弁が花の中心部に集まっています。
内弁の色は花弁より淡いく花びらの小さいものが多いです。

●冠咲き
翁咲きのおしべの弁化が更に進み、
内弁が大きくなったものをいいます。
中心部が大きく膨れあがっています。

●てまり咲き
冠咲きよりもさらにおしべの弁化が進み、
内弁のほとんとが幅広く立ちあがった形をしています。
花の丈が高く、花全体が豪華な感じです。
内弁と花弁の区別はつきます。

●半バラ咲き
内弁が発達し花弁との区別ができません。
花の中心部と中段に完全なおしべがあり、
完全な花が2つ重なったように見えます。

●バラ咲き
半バラ咲きのおしべがまったくない形です。

■バラ咲きと、半バラ咲きは、
西洋芍薬に多い、タイプです。

写真は、こちらをご覧ください。
西洋シャクヤク

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